痩せたい気持ちはあるのに、腰が痛くて動けない。
この悩みを抱えて来られる方は、本当に多いです。
体型が気になる。
服がきつくなってきた。
このままではまずいと思っている。
でも、いざ運動しようとすると腰がつらい。
歩くのもおっくうで、何か始めても続かない。
そのうち、「自分は意志が弱いのかもしれない」と責めてしまう。
そんな状態になっている方を、院長としてたくさん見てきました。
ですが、最初にお伝えしたいのは、責める必要はないということです。
頑張れないのは、気合いが足りないからではありません。
体が頑張れる状態になっていないだけ、ということが少なくありません。
腰が痛いと、人は無意識に動かなくなります。
立つ、座る、歩く、かがむ。
こうした日常の動作ひとつひとつが負担になり、活動量は自然と落ちていきます。
すると体はかたまりやすくなり、姿勢も崩れやすくなります。
その積み重ねが、腰への負担だけでなく、体型の崩れにもつながっていきます。
つまり、腰痛とダイエットの悩みは別々のようで、実はかなり深く関係しています。
痩せたいからといって、いきなり腹筋を頑張る。
急にウォーキング量を増やす。
食事を極端に減らす。
こうした始め方をすると、かえって腰がつらくなり、続かなくなることもあります。
院長として大事だと感じているのは、痩せる努力を始める前に、まず整えることです。
姿勢を見直すこと。
呼吸を浅くしたまま力んでいないか気づくこと。
座り方、立ち方、歩き方といった日常の動きを整えること。
一見地味に思えるかもしれませんが、この土台が変わるだけで体の負担は変わってきます。
実際、体重がすぐに落ちなくても、腰の重だるさが少し軽くなるだけで表情が変わる方は多いです。
動けるようになると、日常生活の中で自然と動く量も増えます。
その積み重ねが、無理のないダイエットにつながっていきます。
痩せたいのに動けない。
その状態で自分を責めてしまう方にこそ、お伝えしたいです。
必要なのは、もっと頑張ることではありません。
順番を間違えないことです。
腰がつらい方は、痩せることを急ぐ前に、まず動ける体を取り戻すことが大切です。
体が整ってくると、その先にある見た目の変化や体重の変化は、あとからついてきやすくなります。
焦らなくて大丈夫です。
院長として言えるのは、責めながら始めるダイエットより、整えながら始めるダイエットのほうが、結果的に続きやすいということです。



















