今日、胸がいっぱいになる出来事がありました。
たけ整骨院へ8年間、毎週欠かさず通ってくださっている患者さんがいます。今年93歳になられます。
8年前は、息子さんと一緒の来院でした
初めて来院されたのは8年前です。
当時は身体のあちこちに不調があり、身体を支える力も弱くなっていました。息子さんも、これからの生活をとても心配されていました。
それから週に一度、無理のない範囲で身体のケアを続けてこられました。
現在も、家族4人分の食事を作り、洗濯などの家事をご自身でされています。
特別なことを一度だけ頑張ったのではありません。できることを、長い時間をかけて積み重ねてこられた結果です。
「私の形見として受け取ってください」
そして今日、ご自身で染めた正藍染のハンカチを手渡してくださいました。
「私の形見として受け取ってください」
「先生のおかげで、ここまで来られました」
涙ながらに伝えてくださったその言葉に、私も胸が熱くなりました。
この8年間、私が一方的に支えてきたのではありません。毎週お会いするたびに、続けることの強さや、年齢だけで未来を決めない姿勢を、私の方が教えていただいてきました。
津屋崎の歴史を次の世代へ
この方は、福津市の津屋崎千軒にある「藍の家」で、長年まちおこしに尽力されてきた方です。
津屋崎の歴史や、先人たちの思いを次の世代へ残したい。その思いを持ち、活動を続けてこられました。
藍の家は1901年に建てられた町家で、国の登録有形文化財です。現在も展覧会やコンサート、藍染体験などが行われています。
未来を変えるのは、今日の小さな一歩
この方の人生から、改めて教えていただいたことがあります。
「自分はどうなりたいのか」
その未来を思い描き、諦めずに小さな行動を続けることが、実現への第一歩になるということです。
もう一度、好きな服を着たい。
健康な身体で出かけたい。
いつまでも自分の足で歩きたい。
始める理由は、人それぞれで構いません。大きな変化を一日で起こそうとせず、今の自分にできることを一つずつ重ねていく。その積み重ねが、数年後の暮らしにつながります。
たけ整骨院も、皆さまの「こうなりたい」という思いを大切にしながら、これからも身体づくりを支えていきたいと思います。
いただいたハンカチは、一生の宝物です。
そして、この方が守り続けてこられた思いも、今なお次の世代へ受け継がれています。
素敵な藍染めと、歴史ある藍の家。ぜひ一度、触れてみてください。



















