目覚ましが鳴る。
目は開いているのに、体が起き上がらない。
「昨日も早く寝たはずなのに」
そう思いながら、重たい体を起こして一日を始める。
家事を済ませ、仕事へ行き、帰宅したら夕食の準備。ようやく座れた頃には、何もする気が残っていません。
それでも周りからは、普通に生活できているように見えます。
だから誰にも言えませんでした。
「朝起きた時点で、もう疲れているんです」
眠っているのに、休めていなかった
睡眠時間は取れていました。
しかし、寝る直前までスマートフォンを見て、明日の予定や仕事のことを考えたまま布団に入る毎日。
体は横になっていても、神経は緊張したままでした。
眠れていることと、体が休めていることは同じではありません。
交感神経が高ぶった状態が続くと、副交感神経へうまく切り替わらず、深く休みにくくなることがあります。
筋肉の緊張が抜けない。
朝から肩や腰が重い。
血糖や食欲のリズムも乱れ、夕方になると甘い物が欲しくなる。
疲れているから動けず、動けない自分を見て、また落ち込む。
この女性が苦しかったのは、体重が増えたことだけではありませんでした。
何をするにも「面倒」と感じる自分を、怠けていると思うようになったことでした。
最初に変えたのは食事量ではなかった
ダイエットを始めるなら、夕食を減らして運動を増やさなければいけない。
そう考えていました。
しかし、疲れている体をさらに追い込めば、続けることは難しくなります。
最初に取り組んだのは、夜に体を休息モードへ切り替えることでした。
寝る前のスマートフォンを早めに終える。
シャワーだけで済ませず、無理のない範囲でお湯につかる。
部屋の照明を少し暗くする。
毎晩完璧にできなくても、できた日を積み重ねる。
食事も極端に減らさず、たんぱく質や野菜、マグネシウムを含む食品を意識しました。
少しずつ、朝が変わり始めた
最初に変わったのは体重ではありませんでした。
「目覚ましが鳴る前に、自然に目が覚めました」
「朝から洗濯するのが苦痛じゃなくなりました」
「夕方に甘い物を探す回数が減りました」
そんな小さな変化が増えていきました。
体重計の数字だけを見れば、何も起きていないように感じる時期もあります。
それでも、睡眠、食欲、むくみ、疲労感が変わり始めているなら、体は前に進んでいます。
自分を責めなくてよかった
朝から疲れているのは、意志が弱いからとは限りません。
眠っている時間だけではなく、睡眠の深さ、夜の緊張、栄養状態、姿勢、痛みなど、さまざまな要因が関係します。
「頑張れない自分」を責める前に、体が休める状態になっているかを見直してみてください。
なお、強い疲労が長く続く場合や、息切れ、動悸、激しい眠気などがある場合は、貧血、甲状腺の病気、睡眠時無呼吸症候群などが隠れていることもあります。自己判断せず、医療機関へ相談することが大切です。
たけ整骨院では、宗像市、福津市、古賀市を中心に、宮若市、新宮町、福岡市東区、北九州市、遠賀方面からも、疲労、睡眠、姿勢、ダイエットに関するご相談をいただいています。
痩せるために無理を重ねるのではなく、朝を少し楽に迎えられる体から一緒につくっていきましょう。



















