寝不足が続くと、肩や脚が張る。
体が重く、甘い物が欲しくなる。
夜になっても頭がさえて、なかなか力が抜けない。
このような状態には、自律神経だけでなく、体内のマグネシウムも関係している可能性があります。
マグネシウムは何をしているの?
マグネシウムは、体内の300以上の酵素反応に関わるミネラルです。
主な働きは次のとおりです。
・神経と筋肉の正常な働きを支える
・血糖値の調整に関わる
・血圧の調整に関わる
・食べたものからエネルギーを作る
・たんぱく質や骨を作る働きを支える
つまり、ダイエット中の体にとっても欠かせない栄養素です。米国国立衛生研究所の解説でも、筋肉や神経、血糖、血圧などへの関与が示されています。
寝不足だとマグネシウムが不足するの?
「一晩寝不足になったら、すぐにマグネシウム不足になる」という意味ではありません。
ただし、睡眠不足と強いストレスが続くと、交感神経が優位になり、体は緊張状態から抜けにくくなります。
神経、筋肉、血糖、血圧などを調整する場面が増えるため、マグネシウムが担う働きも多くなります。
学生を対象にした小規模な研究では、ストレスと睡眠不足が続いた時期に、赤血球内のマグネシウム濃度が低下しました。ただし、睡眠不足だけが原因とは断定できないため、「寝不足なら必ず不足する」とは考えないことが大切です。研究の概要
こんな状態が重なっていませんか?
・睡眠時間が6時間以下の日が多い
・夜になっても体の力が抜けない
・食事を減らしすぎている
・豆類、海藻、種実類をあまり食べない
・疲れた日は菓子や加工食品で済ませる
・脚のつりや筋肉の張りが気になる
・便秘になりやすい
これらはマグネシウム不足だけで起こる症状ではありません。
しかし、ダイエット中に食事量を減らしすぎ、さらに睡眠不足が重なると、必要な栄養を取りにくくなるため注意が必要です。
食事から取り入れるなら
マグネシウムは、次のような食品に含まれています。
・納豆、豆腐、豆類
・アーモンドなどのナッツ類
・ごまなどの種実類
・わかめ、ひじきなどの海藻類
・玄米や全粒穀物
・ほうれん草などの葉物野菜
一つの食品だけを大量に食べる必要はありません。
味噌汁にわかめや豆腐を入れる、ご飯にごまを加える、間食を少量のナッツにするなど、毎日の食事に少しずつ加える方法が続けやすいでしょう。
サプリメントを飲めば眠れる?
マグネシウムのサプリメントを飲めば、誰でもすぐに眠れるわけではありません。
睡眠への効果を調べた研究では、わずかな改善が見られたものもありますが、結果は一定していません。
まず見直したいのは、睡眠時間、夜のスマートフォン、入浴、食事内容、寝室の明るさです。
サプリメントは種類や量によって下痢などを起こすことがあります。腎臓に持病がある方や薬を服用している方は、自己判断で始めず、医師や薬剤師へ相談してください。
ダイエット中こそ睡眠とミネラルを確認する
体重を減らそうとすると、カロリーばかりに目が向きやすくなります。
しかし、食事を減らしすぎて必要なミネラルまで不足すれば、筋肉や神経、エネルギー産生の働きを保ちにくくなります。
寝不足の日に、さらに運動や食事制限で追い込む必要はありません。
まずは十分に眠り、食事から必要な栄養を補い、体が緊張状態から抜けられる環境を作ることが大切です。
たけ整骨院では、宗像市、福津市、古賀市を中心に、宮若市、新宮町、福岡市東区、北九州市、遠賀方面からも、睡眠不足、筋肉の緊張、ダイエットに関するご相談をいただいています。
ダイエットを頑張っても体が変わらないときは、食べた量だけでなく、睡眠や栄養、姿勢、筋肉の状態も一緒に確認してみましょう。



















